不純物が大変体に良い?
昭和の後期頃から、純粋な精製された白糖などが人気となり、黒砂糖が影を潜めていきました。精製砂糖クセが無く、口当たりが良いことから人気となりスーパーでも集客のツールとして安く売られるようになりました。
しかし口当たりが良い、クセがないということは砂糖の糖としての純度が高くなったということで、糖以外の不純物が極端に減少したといえます。お水も精製されたものとしては、蒸留水や純水などがありますが、お水としては美味しくないだけではなく、ミネラル分がほとんど入っていません。
不純物とは、貴重な栄養の一部であるのに、見た目がキレイじゃないとか口当たりが悪いとかという理由で、避けることは実は体にとっては非常にマイナス面が大きいです。
お米も精米された白米を食べるようになった、江戸時代に脚気が流行して不健康が問題になりました。玄米の栄養素がカットされたて良いはずはありません。
歴史は繰り返す・・・です。
さらに健康志向が高まれば、お砂糖にミネラル分が無い精製白砂糖は、人工砂糖と呼ばれてやがては避けられるようになるでしょう。人間の体が、単純な元素だけや単純な糖だけでは生存することができないのです。必須のミネラルや栄養を食事では摂取できなくしたために、それを補うためにこてまた純度の高いミネラル分を薬やサプリメントで摂ろうとしています。
これでは本末転倒というしかありませんね。
せめて白精製砂糖の減らして、黒砂糖のようなミネラル分を含んだものを積極的に選択したいものです。
砂糖の問題点と黒砂糖のすすめ
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